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Amazon社内便化、しかも家でw

先日の事だった。家でちょっと込入った電話をしている最中に、ピンポーンと音がした。Amazonからの配送が近いのは、クロネコヤマト公式アプリで知っていたので、受話器で話しながら玄関に向かった。

で、ドアを開けた時点で話を途切らせることができなくて、話をしながら、クロネコの配達担当者さんに箱を持ってもらい、その上で受領印を押し、受話器と話しながら、クロネコさんに会釈した。そう、会社でクライアントと電話している最中に、社内文書にサインを求められる様に。

クロネコさんの車の音が遠ざかって暫くしてから、電話は終わったのだが、「あ〜やっちゃったぁ」と頭をかいた。幾らなんでも失礼だった。失敗。社内じゃないんだぜ、全くっ。一瞬電話を保留にして対応すべき場面だった。

Amazon箱が半分コレクション化している状態なので、気分的に社内便のつもりになっている自分が居る。たまたま送料はAmazonが持ってくれるように買っているだけで、クロネコさんは別のサービス提供者であって、仲間でも友人でもないことを忘れてしまっている。あ〜大分顔見知りではあるけれど、礼儀は省いちゃダメだ。

一週間経たないうちに再会?した時に詫びた。「前回?は、すいませんでした」。いきなり切り出したのに、さすがに何の事か分かってくれている。分かってくれた分だけ恥ずかしさが増す。「いや〜出て来てくれるだけありがたいので良いっすよ」、明るい声が返って来る。海よりも深く反省せねば。

必要なものを頼む。中1日程度度で確実に届く。デカい会社にいた時の様に、どこかの机でツンドク状態になる事はない。前出のアプリで現在地もほぼ把握していて、気象状況等で遅れそうな気配があれば、確認して心つもりもする。ある意味、社内よりも分かり易くて使い易い。情報が一番だという顔をしている時が多いとは自覚しているが、やはり物流の存在はデカい。そして、人が関わる以上、親しみも生まれて来る。

人は情報だけでは生きて行けぬ。ブラウズして情報集めてもそれだけでは腹は満たされない。何か形あるモノが流れ回ってこそ生活が成立する。感謝の気持ちを忘れずに、受領印を押したい。反省。