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クロ現)新型出生前検査 導入から1年

新型出生前検査_導入から1年~命をめぐる決断どう支えるか~ 2014/04/28 齋藤有紀子氏 日本で必要とされるもの 時間 場所情報 人社会制度寄り添えるもの 決断の軸 社会 どう共存するのか ノウハウ 向き合い方 支援方法 北里大学 血液だけでOK 手軽 新型出生前検査 リスクが少ない 羊水検査は次のステップ 支援体制 与えられた説明 医学的説明医者側のコメント 時間がない 正しく認識しているのだろうか? 情報がない 制度的支援モラル的なもの 異常があれば中絶すると決めている 取り組み 経験者と話す機会の提供 カウンセリングになっていない 知りたい情報 中絶したら? 気持ち 産んだら? 生活 直近 老後 約2週間程で決断 判断 親の死後 混乱 権利とは? 命とは? 恐ろしさ 自分がしていることへの 幸せとは? 家族とは? 自己決定権? 想像ができない 罪意識 堕ろしても産んでも… 陽性=堕ろす? 気持ち かわいそうかわいい 産んであげたい愛おしい 検査自体の持つ意味 社会全体で議論すべき問題 深める必要 共通認識はないそもそも考えられていない? モラル 経済的サポート 自立的生活 家族の問題 差別・いじめ ある意味「殺人容認」 障害の可能性 導入から約1年 予想以上の8千人受診 晩婚化 海外事例 ドイツ 日本より半年前に導入 妊娠葛藤法 相談所の紹介の義務化→医者 妊婦葛藤相談所 支援団体の紹介 カウンセリング 窓口の紹介 本人が望む限り継続 気持ちが安定するまで どちらも大切 お腹の命親の命 母親経済的 家族 精神的

新型出生前検査 導入から1年」。障害を持つ子だと分かってしまったなら。大きな決断だ。命の尊さをどんなに頭で分かっていても、その後に続く苦労を想像すると尻込みしてしまうというのが普通だろう。でも、健常児であっても苦労はするし、我が子の同級生に障害を持った子たちは何人かいたけれど幸せそうに見えるときも少なくはなかった。

堕ろすと決めた後も延々と引きずるだろうし、それを2週間程の期間で決めなくてはいけない。どれだけ時間があれば充分というものではないけれど、余りに短い。考える事自体が億劫になって、断ち切る側の選択をしてしまう人が多いのではないだろうか。

それにしても、魂をいれないモノを作るのが本当に得意な国だ。選択肢を与えて、情報は与えられず、あとは自己責任で、と。「何故教えてくれなかったんだ」という非難を、ただ回避しました、というだけに見えなくもない。命の意味を問う間もなく、家族との幸せを見つめる時間もなく、寄り添うことや支え合うことが決して重荷なだけではない生活だと予想することもできないまま、色んなことが進んでいってしまう。

それから、社会制度とか社会環境がもっと議論を…とか言うのを、学者はそろそろ止めた方が良いんじゃないだろうか。学者ですら決められない問題を他の人が決められる訳がないんだ位の気概で提言をして欲しい。それが議論の始まりなんだと思う。最初にたたき台を出してくれないと話せない。調べてます、公正な目で見てこんな問題が有ります、とかデータ並べる係じゃないんだろうな。ドイツでの先進事例も、そんな提言を誰かがやったから、法整備とともに相談所もできたんだよね、きっと。