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クロ現)介護からの卒業式

過剰ではないか? 介護からの“卒業式” 2014/05/12 小山剛氏 課題 何かをしてあげること=良いこと 矛盾 できることが減る 重度になる 保険料が上がる 評価基準 専門家 多様な視点 何が必要か? 自治体 能力はあるのか? 現状は高低差あり 育てる必要性あり 求められているもの マネージメント力 実施能力 評価能力 リーダーシップ 8割の元気な高齢者 活用 高齢者総合ケアセンターこぶし園 大介護時代? 卒業可能なケア体制 人材 高齢者 同世代だからこそ 若者 俯瞰した視点 介護財政の悪化 2000年Start 保険料の上昇 方向転換 重点化 効率化 制度の持続のために… 新たなサービス 予防 2次予防 再発防止? 取り組み 行政のできないこと?? ボランティア 例 元気なお年寄りを育てる 今日の分野 要介護 比較的軽い領域 取材 和光市 2025年 このままではニーズは倍増 やっているプロセス 聞き取り調査 何が課題か? 足? 買い物は好き? 今は? 以前は? 実行 筋肉トレーニング 褒める 前向きに 「楽しい」 「また来れる」 提案 本人納得 家族も 支援計画 検討 コミュニティケア会議視点 不足はないか? 自立のベクトルか? アドバイス 目標設定 1年後友人と外食 具体的に 毎日のゴミ出し 卒業卒業後の受け皿も 40%が卒業 私には未だ〇〇ができる 三重県伊賀市 課題整理 住民自治協議会 問題解決能力の結合 タスクフォース 例 介護施設の車 施設とは無関係の住民の利用 長崎県佐々町 介護予防ボランティア 男性のための料理教室 交流 認知症予防 栄養知識 自立の意識 体操 老人の先生 参加者への影響 「私も元気でいたい」 刺激を受ける モティベーションUp 認定率5%減少

介護からの“卒業式”」。80歳を越えて、どこかから卒業するってどんな気分だろう。画面に映ったオバさんは、どこか不安げな表情にも見えた。同じコミュニティに属していたい感は、年齢とともに増すだろうし、様々な心的な葛藤を伴う分岐点なのだろう。でもブラックホールのように一度入ったら二度と出てこれませんという世界より余程良い。番組は持続可能な介護制度にスポットライトを当てざるをえないけれど、実はそんな制度の品質の問題ではなく、「生」の品質の問題。どう老いて行けば良いのか。命の終い方をどう考えるか。

気になったのは、「行政ができないこと」。これって何だろう。どこに線があるのだろう。量的な問題だとしたら、予算と配分の問題。質的なことだとしたら、甘えかもしれない。行政はこーいうことをしないと誰かが線を引いているのかもしれない。番組中に出ていた体操の先生を、天下った方がやっていれば、天下りへの批判も減るかもしれない。ボランティア任せの話を見ていると、どうしても面倒なことは全てハケンや外注に丸投げして、彼らがいないと動きにならない組織を思い出す。「行政」の定義が問題なのかもしれない。

更に考えると、介護保険料の比較が全国平均と比べられていたけれど、「国が考える介護社会」が最低ランク位に考えて、全ての自治体は考えて動かないといけないのだろう、とも。もちろん全国平均なので、高い所も低い所も出てくる訳だけれど、国の賢い(と思っておられる)方々を驚かすくらいを狙わないと、ヤバイ状況になっていると思った方が良いんだろうな、と。

2025年。オリンピックの5年先。遠いようでいて、あっという間にやって来そう。